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第7回米酒の会(2012.2.12)…「酒蔵見学・和紙ラベル作り」

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます(^ o ^)

2012年初の「米酒の会」が先の日曜日行われました☆
そして次回は最終回!うっすらさびしいですが、
今回もみなさんと楽しい時間がすごせました♪

晴雲酒造さんでの酒蔵見学と、
前回すいていただいた和紙を使ってのラベル作りです。



* * *


今回の会場は晴雲酒造さんの蔵二階(ここがステキ♪)をお借りして、
まずはごあいさつから。

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↑右から霜里農場の金子さん、晴雲酒造さんの中山さん、紙すきの村の久保さん。


今回も二班に別れて、“酒蔵見学チーム”“ラベル作りチーム”に別れていただききます。まずは“酒蔵見学チーム”からレポートいたします♪

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階段を下ると一階の倉庫です。
ここからは中山さんが酒蔵を案内してくださいます。


↓ナカノがメモできた中山さんの説明。

埼玉県にはいくつの酒蔵があるかご存知ですか?
現在35件あり、全国で6〜8位くらいの数です。
小川町にはそのうち3件の酒蔵があります。

小川町では和紙1300年の歴史、建具1300年の歴史があります。
なぜ1300年かというと、お隣のときがわ町にある『慈光寺』の歴史が1300年で、
慈光寺を作るにあたって建具や和紙の職人が住み着いたのがはじまりです。
 
それから江戸・明治になると、商人の町として酒や芸者が必要となり、
また江戸からほどちかく、寒い土地であることから酒造りが盛んになりました。



なるほど〜
ときがわ町の慈光寺がきっかけだったんですね〜

その後、移動して精米機のある建物へ。
精米(お米を削ること)を外注するやり方もありますが、
晴雲さんでは自社精米をしています。

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私たちがふだん食べている「白米」は玄米を削ったもので、「玄米」を100%だとすると80〜90%になったものです。このパーセントの数字のことを「精米歩合」と言います。
晴雲さんでは、精米歩合を60%以下にしたお米を使用します。
日本酒ってすご〜っく贅沢なものなんですね☆
精米歩合が低く、お米を沢山磨いて60%以下にしたお米を使った日本酒を「吟醸酒」、50%以下のものを「大吟醸酒」といいます。一般的に精米歩号が低いものほど、雑味が少なく良いお酒と言われます。
私は純米吟醸酒の方が好きなのが多かったりしますが(^ v ^)♡

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↑左から、酒米「山田錦」の玄米・39%精米、「美山錦」の玄米・60%精米


中山さんの説明の途中で背後でザザーッ!!と大きな音が…
中山さんの声が聞こえなくなってしまったので、
代わりに背後の作業をレポートします(笑)

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こちらは、お米を洗米しています。すごいスピードで洗われたお米は、
下部で繋がったホースを通って隣の建物へ移動してゆきます。


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運ばれたお米は水と一緒にこちらのタンクへ運ばれて、
となりにある大きな蒸し機で蒸されて「蒸し米」となります。
この辺から日本酒造りは難しくなるのですが(^^;)…


この蒸し米を「麹菌」と混ぜて「米麹」にします。
麹はお米のデンプンを「糖」に変えます(このことを「糖化する」と言います)。
中山さんによると「デンプンというのは、ブドウ糖が沢山手をつないだ状態。麹の酵素によって、デンプンの手をちょんぎり、ブドウ糖に変える」のだそうです。

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↑みんなで「米麹」を食べてみよう♪


なぜわざわざ糖化するのかというと、
糖分がないと発酵しない…つまりアルコールにならないのです。

でもって、糖を発酵させるのが「酵母」です。
この「糖化」させる働きと、糖を「発酵」させるの働きを、ひとつのタンクの中で同時に行うことを「平行復発酵」といい、このバランスがと〜ってもムズカシイく、だからこそ日本酒造りは難しいと言われるのです!
(「知識ゼロからの日本酒入門(著/尾瀬あきら)」参照)


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↑タンクの中でポコポコと発酵し、「醪(もろみ)」になります。
なんとも良い香り〜♪


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↑「醪」を左の絞り機でしぼり、火通ししたものが私たちの飲む「清酒」となります。
しぼりかすが「酒粕」です。


…とここまで皆さんついて来れました??(^^;)


とにもかくにも、こんな手間ひまをかけてまで世界有数の高いアルコール度数のお酒を造り出そうとした日本人は よっぽどの飲んべえ というわけです(笑)

毎年の「新酒」もフレッシュで美味しいですが、一夏を越えて少し角がとれた「冷やおろし(ひやおろし)」またしかり、3年経った「古酒」もまたお好みで♪
中山さんのお話を聞いていると、日本酒って本当に個人の楽しみというか、感性で味わうものなんだな〜と思います。
毎年新しいお酒が出来上がると、酒蔵の軒先に“スギ玉”というおっきな苔玉のようなものが吊るされるのですが、最初若々しい緑色だったものが、時間が経つとともに少しずつ枯れて茶色になってゆきます。昔の人は、このスギ玉の色を見て、自分の好きなお酒の飲み頃を判断したそうです。
オツですね〜♪

造り酒屋さんでは、季節ごとにその時期だけのお酒が数量限定で販売されるので、ぜひみなさんも飲んでみてくださいね。


* * *


さて、二階の方では “ラベル作りチーム” の方たちがご自分ですいた和紙に、ご自分でデザインされたラベルを集中して制作中☆

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↑久保さんから和紙を味わいある切り目に切る「水切り」の方法を説明


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↑みなさんの個性あふれる作品!!


皆さんに作っていただいた和紙のラベルは次回、金子さんと中山さんが独断と偏見で(?!)選ぶコンテストに出展していただき、みごと賞を取られた方にはステキな景品がプレゼントされます〜☆

今年はどんな作品が選ばれるのか楽しみです♪
こっそり、私的に賞をあげたい作品も勝手に決めちゃったりして(笑)
あ・私のお気に入り作品には賞はありませんのでごめんなさい〜(^ ▽ ^;)


ではでは、次回はとうとう最終回です…!!
懇親会もありますので、お一人お一人とたくさんお話できると
いいなーと楽しみにしております♪

まだまだインフルエンザも猛威を振るっているようですので、
お体に気をつけて。
またお元気でお会いできますように☆



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by komesake | 2012-02-14 22:22 | 〈酒造り編〉 | Comments(3)