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第7回・米酒の会(2011.7.10)…「草取り・生き物観察」

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先週は、真夏日・炎天下の中、
米酒の会2回目の「草取り・生き物観察」が行われました。


終わってスタッフ一同、一言目に…
「具合の悪くなる人が出ず、無事に終わってよかった〜… ホ。」です(^^;)
ホントにお暑い中、お越し下さった皆様、ありがとうございました♪


* * *


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↑今回は日差しが厳しいため、
下里分校でのはじまりの挨拶も木陰ででした(笑)


分校から歩いて10分くらいで田んぼなのですが、
去年より近い田んぼで少し良かったです。

まずは生き物観察からです☆
去年と同じく、埼玉県環境科学国際センターの嶋田さんにガイドしていただき、田んぼの周りの生き物(草木や虫など)をお散歩しながら色んなお話を伺います。


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↑「赤いアミについてきてくださ〜い♪」by 嶋田さん


田んぼも苗が育って青々としてきて、周りの山々も一面緑色。
地面は緑色で覆われ、見上げればスカイブルーで、
に挟まれたお散歩でした。

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↑ヨモギ。草餅の材料や、お灸のモグサに使われます。


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↑ハグロトンボ。ボディーがキラキラしてキレイなのはオスです。


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↑桑(クワ)。赤い実もおいしいし、葉っぱの天ぷらも美味☆
小川町では以前、養蚕が盛んだったので蚕の餌として栽培されていました。


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↑ネムノキ。くんくんかぐと良い香り♡


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↑マメ!


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↑嶋田さんが手に捕まえてるのがシオカラトンボ。
(酒のつまみに…するわけではありません。)


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↑いつの間にかこんなに!!
コオニヤンマという大物もゲット☆


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↑ネジバナ。ランの仲間。
その名の通り花部分がネジネジしてます。


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↑クズ。
昔はこの葉を使って葛餅を作っていました。


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↑オニクルミ


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↑川で少しだけ涼んで♪


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↑蛇もさすがに干からびる日差し…


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↑水の中の生き物も。ハグロトンボのヤゴ


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↑ミズカマキリ


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↑…?…。天使みたいなの♡



* * *


さて、いよいよ田んぼの草取りです。
今回は、金子先生が所用でお留守なので、
一番弟子(?)の石川さんが説明をしてくれました。

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↑石川さん


石川さんが事前に作ってくれた資料によりますと…
田んぼの雑草は、多様な生き物を活かして抑えるのだそうです。
「水田雑草のタイプと特性を把握するのが、まず第一歩」。

〈雑草のタイプ1〉としては、ヒエなどのイネ科の雑草。
イネと姿形がそっくりな上に、イネよりも光合成能力が高いのです。
対策として有機農業では、ヒエの特性(酸欠状態では発芽が抑制され、土壌表面しか芽を出せず根も伸ばせない)を利用して、深水管理をして抑えます。

〈タイプ2〉は、コナギなど水の中で酸欠状態で発芽し増える雑草。
ヒエを抑えるための深水管理がコナギを増やしてしまいます。
そこで霜里農場では、田植え1ヶ月前に代掻き(しろかき=土の固まりを砕いて田んぼの土をなめらかにすること)をして田んぼの生き物を豊かにし、田植え直前の二回目の代掻きで、生えたコナギなどの雑草を泥にねりこみます。
さらに田植えとほぼ同時に米ぬかやくず大豆を撒いて、コナギの発根を阻害。
田植え後、しばらくすると水面にアオミドロなどの藻が覆うように発生し、そうすると日光が遮断されてコナギが成長できなくなります。

〈タイプ3〉は、土中に球根を作るオモダカ、クログワイを呼ばれる雑草。
あまり乾燥しない水田などで増殖するので、対策として田畑輪換(ブロックごとにローテーションで稲→小麦→大豆→稲…と栽培する)をしています。
そうすると、乾燥した畑地環境にさらされるので繁茂できなくなります。
また、田畑輪換することで畑の雑草と田んぼの水草を効果的に相互除去できます。

…と、農薬を使わずに雑草を駆除する工夫が
たっくさんちりばめられてるんですね…!!


手でする他にもこんな道具を使って雑草取りをします♪

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↑「田転がし」(モデル:有井ちゃん)

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↑デッキブラシでごしごし。
マンガ「夏子の酒」にも載ってましたね〜


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↑みなさんもレッツトライ☆


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↑小さな女の子もお姉さんに手伝ってもらって、田転がしにトライ☆


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↑この子の熊手にやる気を感じます(^ ^)


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↑日差しが強いのでムリはせず、疲れた方は日陰で休んでくださいね〜♪


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↑となりの田んぼでは、アイガモちゃんたちも草取り。




大勢の皆さんのお陰で、1時間たらずで草取りが終了しました☆
お暑い中でしたが、楽しく作業していただけたでしょうか?

次回は3ヶ月程空いて、早くも稲刈りです。
空いた期間、こちらのブログでも稲の生長をレポートさせて
いただこうと思いますので、たまに見にいらしてくださいね。

それと、受付の時で今回来てくださった方に、
小川町の有機野菜の直売場の資料と、
「おがわまち よりみちMAP」なるイラストマップを配らせていただきました。
本業がイラストレーターの私・中野が作らせていただきました(^ o ^)♪

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↑「おがわまち よりみちMAP」
コチラからPDFがダウンロードできます


マップや資料をご覧になって、米酒がお休みの期間もぜひ、
小川町に遊びにいらしていただきたいなーと思います。

今年の晴雲酒造さんの「おがわの自然酒」の生酒も、
夏の間には売り切れてしまうことが多いですよ〜
最終回でももちろん頂いていただけますが、
一足お先に飲んでみてはいかがでしょうか?

また、スタッフの五十嵐さんたちの「つまみ田んぼ」でも
随時お手伝い募集中なので、田んぼが待ちきれない!…という方は
ぜひいらしてくださいね♪

★つまみ農場通信 ←こちらで最新情報が分かります


* * *


では、夏真っ盛りの間、稲がぐんぐん健やかに育つよう
みなさま祈っていてください☆

夏バテしないよう、節電といえどムリはしないでくださいね〜
また元気でお会いできますよう、
スタッフ一同心よりお待ちしております!



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by komesake | 2011-07-12 21:37 | 〈米作り編〉 | Comments(5)