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みなさんご無事でしょうか

金曜日の東北の大地震から3日が経ちました。
みなさん、またご家族や親戚、お友達はご無事でしょうか?

現地で被災された方々には、なんと言ったらいいか…
ただただ、言葉を失うばかりです…

現地の方たちばかりでなく、
関東や新潟や長野で続く余震で、
ずっと緊張したまま、体のストレスだけでなく、
辛い現実のニュースを見るだけでも心にダメージを受けて、
今、日本中の人が大なり小なり傷ついていると思います。

被災地から遠くはなれたここ小川町でも、
町中がザワザワとした緊張感にあふれています。

スーパーでは、パンの棚は空っぽになり、
食料を大量に買う人の列がレジにずらっと並んでいました。
誰もが不安で、心の中でパニックを起こしているように見えました。

原発の事故への心配、物流の問題、石油にまつわる経済問題…
今回の震災で浮き彫りにされた問題を並べると、
今、小川町の地域で活動されている米酒でもお世話になった、
有機農業・伝統和紙・地酒の蔵元…
などの地産地消の生活のあり方が今後、
もっともっと必要になってくるのではないかと感じます。

外国の資源に頼る石油でもなく、
制御しきれない不安と地方への危険の押しつけによる原発でもない、
ずっと昔からすぐそばにある資源や資材に目を向けて、
生活をシフトする、そんな未来へ向かっていけたらいいなと思います。

そうすれば、きっとこういうパニックはなくなるんじゃないかな。

今は少しでも落ち着いて、
現地の方のために本当に必要なサポートのサポートを
自分のできることから探していこうと思います。

みなさまも、どうぞご自愛くださいね。



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by komesake | 2011-03-14 22:32 | ・その他お知らせ | Comments(7)

第七回(最終回)「甘酒作り・ラベル貼り・懇親会」

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2010年6月13日から始りました
「第6回・米作りから酒造りを楽しむ会」も最終回!!



締めくくりの3月6日には晴雲酒造さんで、
前回作った酒瓶のラベルを貼っていただき、
米こうじで作る甘酒作り、おいしいお酒とご飯で懇親会が行われました。



* * *


今回みなさんに作っていただいたラベルは、
米作りをご指導くださった金子先生から“米作大賞”、
酒蔵見学・甘酒造りをご案内くださった中山専務から“酒造大賞”が
それぞれ選ばれます。

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↑楽しみつつ真剣に賞の作品を選ぶお二人


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↑“米作大賞”は霜里農場のお米。
“酒造大賞”には晴雲酒造の生酒6本がプレゼントされます!
うらやましいっ!!



みなさん、ユニークだったり力作だったり楽しんで作ってくださって、
見ているこちらまで顔がにんまりとほころんでしまいました♪


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↑左上 : 一番左は米作大賞に選ばれた方の作品。かっこいいです。
↑右上 : 管理人的には哀愁ただようウサギの後ろ姿がヒットです(笑)
↑下 : お子さんがうれしそうに酒ビンをかかえる姿…(^^;)



ラベルを貼ってお持ち帰りいただいたのは晴雲酒造さんの
「おがわの自然酒」という生酒です。
“味わいがあり、キレがある”のが特徴だそう。
私もこのお酒の大ファンです♪

中山さんのお話では、この冬仕込んだお酒に使ったお米は、
去年の猛暑のためにとても厳しい状況だったそうです。
そんな条件下の中でも、普通米よりも有機米の方が状態が良かったそうです。
農薬を使わずに育った稲の方が、厳しい環境下では生命力を
発揮するのでしょうか?自然って不思議ですね。

さて、この美味しいお酒は後で懇親会でたんのうするとして(笑)


* * *


さて次は、「甘酒作り」に挑戦していただきます☆
今回は「米麹(こうじ)」を使ったアルコール発酵をしない甘酒です。
私も知らなかったのですが、甘酒には「酒粕」を原料にしたアルコールのあるものと(簡略製法)、今回みなさんにやっていただいた米麹を原料にしたもの(本格的製法)があるのだそうです。

米麹を使う…と言われると難しそうな感じがしますが、
行程としてはとても簡単でビックリです!


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(1)仕込み水を鍋に入れて60℃に湧かす


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(2)魔法瓶の容器に米麹を3分の1くらい入れる


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(3)お湯を入れる



この後、6〜7時間保温させておくと、
発酵してデンプンが糖化しますので、
味見をして甘味がほどよくなったらできあがり!です。

ほどよい味のところで保存したい場合には、
一度沸騰させると麹菌が死ぬので発酵が止まります。

…とまあ、行程として書き出してしまうと非常に簡単なのですが、
そこには“菌の発酵”というとても不思議な現象が働いているので、
ほんの少しの条件の違いでも、違う味の甘酒ができあがるわけなのです。

例えば、麹菌がもっとも活発に活動して発酵が進むのは30〜50℃。
(70℃以上だと酵素が壊れてしまうそうです)
みなさんが持参した容器の保温力によってや、
保温期間の容器の置いてある場所によっても微妙に温度は違うだろうし、
もしかしたら、「おいしくな〜れ おいしくな〜れ」と
話し掛けたら美味しくなるかも?しれません(^ o ^)

こういうところからも、自然や命の不思議な働きを感じますね。

中山さんが最後のご挨拶の時に言っていた
「モノゴトは単純じゃないコト」
は命に関わる全てのことに共通して言えることかもしれません。

日本の食文化の代表である「味噌・醤油」もちろん「日本酒」も
“発酵”という昔ながらの先人の知恵の結集です。
その奥深さや面白さを感じていただけたのではないかなと思います。


さてその後、みなさんお持ち帰りいただき発酵して出来上った
甘酒の出来はいかがだったでしょうか??
ぜひ、コメントにご報告くださいね☆


* * *


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最後の締めに、金子先生からもお話いただきました。

お米を作る人がいて、お酒を造る人がいる小川町。
お互いに支えあって美味しいものがあるんですね。
有り難いですね(^ ^)

去年、小川町の下里地区(金子先生の霜里農場のある地区)が、
農林水産省が設けた「農林水産祭天皇杯」という賞で、
「村づくり部門」を受賞しました。

その時に受賞したトロフィーにまつわる話や、
授賞式で金子先生が天皇とお話したときのことを話していただき、
ちょっと面白いエピソードに笑いを誘ったりしました(笑)

金子先生が長い時間をかけて活動してきた有機農業が、
徐々に周囲に認められて、沢山の人が力を合わせた結果の受賞です。
ほんとうにおめでとうございます☆


* * *


この度は、ご参加いただきまして心より感謝いたします。
楽しい時間をありがとうございました(^-^)

今回の「米作りから酒造りを楽しむ会」が、
参加してくださった方一人一人の心の中に、
なにか小さなタネを捲くことができていたらうれしいなと思います。

小川町では、「霜里農場」や「晴雲酒造」もありますし、
伝統和紙の体験も「紙すきの村〜久保昌太郎和紙工房〜」で開催しています。
町内や近くの田畑ではスタッフの奮闘する「つまみ農場」や「竹島農場」もあります。

これから暖かくなれば、田植えがはじまりますし、
田んぼや畑でまたお会いでしましょう〜!!


★霜里農場

★晴雲酒造

★紙すきの村〜久保昌太郎和紙工房〜

★つまみ農場通信



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↑晴雲の酒粕を使ったお魚。
地元の有機野菜を使ったお惣菜に、春の香りを運んできた桜の塩づけを彩りに。


その後、参加希望者の方々とスタッフとで懇親会がありました。
おいしい日本酒と、有機農のお野菜を使ったおいしいご飯♪
ついつい飲み過ぎたのは誰でしょう?(笑)



Thank you very much !
See you again ★



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by komesake | 2011-03-11 21:13 | 〈酒造り編〉 | Comments(4)