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和紙の乾燥レポート〈12月9日〉とボランティアのご案内

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年末ですね。みなさまいかがお過ごしですか?
「師走」といいますが、
なんの師でもありませんが私も駆け回っております(^^;)

もう2週間も経ってしまいましたが(汗)、
「和紙すき体験」後に久保さんから
乾燥中の和紙の写真を送っていただきました!



* * *


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↑皆さんの和紙をこのように、板にくっつけて干していただいてます。
干した後に木目がうつって味のある和紙になりそうですね♪



それと、楮の畑で孝正さんが解説をしてくださった時にちらっとお話に出たと思いますが、「楮の皮むきボランティア」の募集をご案内いただきました。


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●「楮の皮むきボランティア」募集中●

2010年1月29日(土)・30日(日)
時間 : 10:00より
場所 : 紙すきの村〜久保昌太郎和紙工房〜〈売店〉
参加費 : 無料

☆和紙の材料となる楮の原木から皮を剥ぐ作業のお手伝いです。
詳細は「 紙すきの村〜久保昌太郎和紙工房〜」HPのコチラをご覧ください。

また、お問い合わせ・お申し込みも「 紙すきの村〜久保昌太郎和紙工房〜」HP
記載のメール、お電話へご連絡くださいね。


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当日は10時から午後15時までがっつりムキムキするようです。
お昼は「お煮しめ」というあたたかい汁物をいただけるようですよ。
(注 : 汁物以外のおにぎりなどは持参です)
ブログ管理人ナカノもせっかく小川町にいるので
ぜひ参加してみようと思います!


再度仕切り直しになりましたが…(^^;)

本年は沢山の方にご参加いただき心よりありがとうございました。
また来年、お会いできるのを楽しみにしています!
どうぞ良いお年をお迎えください☆





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by komesake | 2010-12-24 12:35 | 〈酒造り編〉 | Comments(2)

第五回「和紙の紙すき体験」

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12月5日(日)、この日もすばらしいお天気にめぐまれました!
日頃の行いの良い参加者の皆さんに感謝です(^ o ^)♪

「第6回 米作りから酒造りを楽しむ会」も
いよいよ『酒造り編』に突入です。

お酒のビンに張る和紙のラベルをご自分たちで
漉いていただく体験をしていただきました。



* * *


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今回は、小川和紙の伝統を引き継ぐ『久保昌太郎和紙工房』に集合です。
小川和紙の歴史は古く、1300年前から伝えられているそうです。
久保昌太郎和紙工房さんは、大正2年創業・90余年の工房。
5代目の久保孝正さんに体験の流れや注意点などをうかがい、
半分つづ、和紙工房へ向かうチームと、
お店の2階で消しゴムはんことしおり作りをするチームとに別れて体験します。


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↑のどかな田園風景を眺めながら歩いて5分くらいで工房へ


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↑途中、宮崎駿のアニメに出てきそうなくずれかけた古民家があったり…



工房の右手にあるのが職人さんの仕事場で、
こちらでお父さまの晴夫さんに実演と和紙すきの説明をしていただきました。

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↑左上 : 漉き舟(すきふね)と呼ばれる水槽に水を張り、
(こうぞ)とトロロアオイの加工した材料を入れ、
漉き桁(すきけた※小川町では「タガ」)と呼ばれる木枠に、
漉き簀(すきす)というすだれを張った道具で紙をすいてゆきます。

↑右上 : 漉き桁は上部にあるしなる竹とヒモで結ばれていて、
漉き桁の重さが軽減されるようになっています。

↑左下 : すだれに和紙の繊維を残すことで和紙は作られます。
すだれからきれいにペリッと和紙がはがれるのは気持ちいいです♪

↑右下 : 漉いた紙は水分を多く含むので圧さく脱水機でしぼってから干します。




職人さんの1日はだいたい朝8時から夕方18時で、一カ所の漉き舟では1日一人で努めて交代はしないそうです。そうすることで、漉き舟の中の材料の濃度や温度変化などを把握して調整するのです。和紙は厚さが重要で、それは水と材料の濃度や、すだれに残った重さで分かるそうです。

う〜ん 職人技です…

和紙の原料となるのは楮(こうぞ)という植物の皮の部分ですが、この楮が水と混ざりやすくしてとろみをつけるのがトロロアオイという植物の根っこから出る粘液です。
このトロロアオイというのが、熱さと雑菌に弱いため、和紙作りは冬の仕事向きで、昔は、農家の人が農閑期である冬にする仕事だったのだそう。


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さて、和紙すきで作られた和紙は、工房左手にある乾燥室で乾かします。
乾燥室には鉄板がならんでいて、そこにペタッと和紙を貼り、空気が入らないように内側から外側へばしてゆきます。

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ここで、和紙の「表」と「裏」が決まります。
鉄板に張った面の方がツルツルしていて、外面の方がザラザラが残っています。
職人さん側としては、鉄板側のツルッとした方を「表」、ザラッとした外面を「裏面」と言っていたそうですが、最近はザラッとした方を好んで使う書家さんもいてそちら側を「表面」という方もいるので、どちらが表面かというのは「お好みで」ということだそうです(^^:)

また、和紙はすいた時にできた繊維の方向で「目」の方向が決まります。
目に水平な方向だとピリピリやぶれますが、目に垂直な方向からではやぶれないという特性があります。

ふむふむ… 勉強になりますね☆



* * *


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和紙の概要が分かった所で、お待ちかねの和紙すき体験です♪
乾燥室の隣で、体験用の小さめの漉き桁と漉き簀ですきます。

漉き舟の中に漉き桁をくぐらせて、漉き簀に繊維を残すために前後にゆすります。
このゆすった方向が、「目」の方向になります。
みなさんお一人お一人、真剣に漉いてくださいました♪
気分は和紙職人☆

出来上がりは次回の年越しした2月のお楽しみです(^ o ^)



* * *



後半は和紙の原料の説明を孝正さんにしていただきました。

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↑左 : これがトロロアオイ。
中 : オクラの仲間だそうで、見ての通りトロ〜ンと粘液が糸をひきます。
右 : 楮の繊維と混ざった和紙の材料が右のようなトロトロしたもの。


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↑左 : 原料の楮(こうぞ)の木。皮の部分を使う。
↑右 : 皮は黒色・みどり色・白の3層になっており、
黒と緑の部分をナイフでそぎ落とした白い部分が原料となります。


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↑楮をアルカリ性の薬品を使って煮るとこのようなヒモ状になる。
今回は無農薬ということなので、木の炭を使って煮たそうです。(by久保孝正さん)



楮の木はとても生命力の強い植物なので、下の株に近い部分で枝を切り取って和紙の材料に使っても、1年でまた背丈くらいにのびるそうです。ただ、現在工房で使用している楮は四国や那須で生産しているものを使ってて、夏場にする芽かきという作業や、皮の黒色と緑色の部分をそぎ落とす作業はとても大変な作業で、その作業をしてくれる職人さんが年々高齢化し、今後手に入れるのが難しくなるかもしれないそう。
そこで、ここ小川町で楮の木をまかなえないかと模索し中で、工房の裏で楮の畑を作ってみたり、よ〜く探してみると様々な場所で楮が野生化したものが生えているそうです。

工房で育てている楮の芽かき作業など、
夏場のボランティアも募集しているそうなので、
ご興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。


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↑楮畑では“モズのはやにえ”という珍しいモノも見せていただきました!
(モズのはやにえ = 鳥のモズが獲物をなぜか枝にさしていくこと)



* * *



お店の二階では、次回のラベル作りに備えて小さなクラフト教室が開催。
画家でありイラストレーターの五十嵐さんご指導で、
“消しゴムはんこ作り”と“和紙のしおり”作りです。

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↑お子さんもみなさんも、とっても真剣!!
消しゴムはんこが上手すぎてビックリです…




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↑イベントが終わった後には、工房の前で毎週開かれてる
有機野菜の直売場でお買い物していただいたりしました。
あっという間に大量に売れてぼーぜん…




内容盛りだくさんの今回でしたが、
みなさまいかがだったでしょうか?

全7回のイベントも残りあと2回となって、
だんだんと寂しい気分にもなってきてしまいました…

次回はいよいよ晴雲酒造さんでの酒蔵見学と、酒瓶のラベル作りです!
年をまたいで2月13日の開催となります。
ぜひ、お気に入りのデザインを考えてきてくださいね♪

これからぐっと冷え込む季節になり、
酒蔵さんでは酒造りの季節で大忙しになるそうです。

みなさんも暖かくしてお元気に年越ししてくださいね。
次回もきっとお天気は晴天でしょう。
来年も元気にお会いできますよう、楽しみにしております。



ちょっと早いですが…


 本年は沢山の方にご参加いただき心よりありがとうございました。
 どうぞ良いお年をお迎えください(^ o ^)☆





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by komesake | 2010-12-08 00:32 | 〈酒造り編〉 | Comments(4)